FG ラストシューティング

情景小箱 其の壱


本体 作途中





FGラストシューティング

製作・塗装 鈴木頭領/制作期間 約2ヶ月
@ キットはFGを使用します。HGUCを使用したほうが楽に形を決めることが出来るんですが、固定ポーズ、しかも頭と左腕無しということを考えると、どうしてもFGに・・・。FGの形状に特別な思い入れがない限り、コスト面でしかメリットはないんですが。
A ラストシューティングは、両足の踏ん張りと、上に伸び上がるような上体が印象的なので、その2点をポイントに改修していきます。まず無改造でどこまでポーズを決められるかを試します。かなり足は開きますので、接地性のみを考えます。
B まず“後ハメ”用に足首間接の底部を切り欠き、足裏を地面に密着させた際に出来る隙間を、エポパテで埋めます。ほんとは両足のつま先が、もっと外を向いてくれた方がカッコいいんですが、足全体のラインを崩さずにその改修を行うには、股関節と腰ブロックの改造までが必要になりますので、足首間接の底部を多めに切り欠くことで、少しですが角度をつけています。上体のひねりを演出する為に、両足を前後に開きますので、足首のシリンダーは、アンクルガードとの干渉を避ける為、プラ棒に置き換えます。

C 上体を伸び上がらせる為に、わき腹のパーツを分割します。
D 首と肩の付け根は、ヤスリがけがしにくい位置なので、くり抜いてプラ板に置き換えます。


E ビームライフルは、「U.C.ARMS GALLERY 02」のものを使用します。キットのマニュピレーターは、握りこぶしに武器を入れる穴があいているだけなので、人差し指を切り欠き、エポパテで新造し、指がトリガーにかかるようにします。

F 肩アーマーは上部を別パーツ化し、上に開いた状態で再接着します。こうすることで、脇の開き過ぎを防ぎ、肩アーマーの取り付け位置が自然になります。


G 首と左腕はホットナイフでダメージ表現を行います。内部ディティールは、プラ棒、電線、スプリングパイプ、真鍮線、市販ディティールアップパーツを使用しています。
H 塗装は黒立ち上げ。黄色部分は白立ち上げです。白はスーパーホワイト、青はキャラクターホワイト、赤はキャラクターレッド、黄色はイエロー、グレーはニュートラルグレー、すべて単色です。着色後、グンゼ缶スプレーのつや消しクリアーでコートした後、エナメル塗料のフラットブラックでスミ入れ、同色で全体にウォッシングしました。ちなみに塗装後、パーツ同士の接着はすべて混合式のエポキシ接着剤を使用しています


ディオラマ作成途中写真はこちら

ガンダム本体完成写真はこちら



写真メニューページはこちら

ディオラマメニューページはこちら


Since 2006/01/01 当サイト掲載の写真及び全てのコンテンツの無断転載を禁止します。