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「 月刊ガンダムエース連載 機動戦士ガンダムさん の隊長のザクさんに登場する旧ザクのオヤジ
情景小箱 〜その3〜



 

◎ 製   作 鈴木頭領

◎ 製作期間 1ヵ月(実働)

◎ 使用キット HGUCザクT

◎ 製作コメント
月刊ガンダムエース連載中の「機動戦士ガンダムさん の隊長のザクさん」にハマッてます。
任務遂行の責任を与えられつつ、新機体の部下達と全く意思疎通を図ることが出来ず、悩む中間管理職。
30代半ばの自分にとって、このシチュエーションに感情移入するのに、何の説明が要りましょう。


で、この作品に登場する、旧ザクのオヤジがまたかっこいい。
「旧ザク工房」という工房でたった一人、作業を続ける彼は、一線を退いた漢(オトコ)の哀愁を漂わせながらも、その存在感は圧倒的で、「安全第一」と書かれた腰巻きのエプロンですら、漢のロマンを感じます。
これはもう、迷うことなく立体化です。


 今回もディオラマボックスとして仕上げます。
旧ザク爺さんは、よく工房の外でタバコをふかしますんで、そのシーンを切り取ります。
爺さんの「旧ザク工房」は、背景の一部にしようと思いましたが、箱の中に建築物をレイアウトすると、絵として少し分かりにくくなるんで、工房そのものをボックスにしました。


建物の正面の素材は、木製の額縁をそのまま用いました。側面や背面と同じように建物っぽくすることも出来ましたが、そうすると、建物の中身もそのまま再現しなければ、少々違和感がでてきますんで、建物の外見と、中身は別のシーンであることをアピールする意味を込めてそうしました。


「旧ザク工房」の看板の裏のスペースは、当初、ボックス内を照らす照明ギミックを仕込む予定でしたが、かなりのスペースがあったんで、これを活かしたいと思い、照明ギミックを捨て、ビロード地の布とミラーを貼り、小物入れにしました。


 このギミックを入れたことで、“漢のロマン、漢の哀愁、そして・・・、漢の身だしなみ”という文章的なオチを、作品に付け加えることができました。ウチのHP内における情景小箱(ただのディオラマボックス)シリーズとしては、ラストシューティング冒涜に続く第3弾となりました。






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