◎ 製 作 鈴木頭領
◎ 製作期間 3週間
◎ 使用キット HGUCザクTスナイパー
◎ 製作コメント
ガンプラ等のキャラクターモデルは、ロボットが人型をしているが故の可動範囲の多さ=様々なポーズ変更を楽しむことが出来るというところが、大きな魅力の一つであると思います。
ですから、自分の表現したいシーンがよほど明確でない限り、キットのポーズを固定してしまうディオラマを製作するには、かなりの気合が必要です。しかし、逆に言えば、キットの可動を殺してまで作り上げたシーンは、やはり魅力的で、見る人の心をひきつけます。
今回の作品は、キットの可動を殺さずに、仕上げました。
MSの重量感の演出など、キットをベースに固定してしまうものよりは、様々な箇所で見応えとしてわずかに劣るという所は否定できませんが、それでも“作品完成後も自由にポーズを変更できる”という魅力はそれら負の要素を補って余りあるとも考えられます。
作品製作時の意図から、この作品は、ディオラマでも、ヴィネットでもなく、少々手の込んだディスプレイベースに位置付けることにします。我々のHPのディスプレイベースとしては、Z(ver2.0)、ズゴック、F91に次ぐ第4弾ということになります。
本体は、継ぎ目消し等の基本工作と上腕部の後ハメ加工、太ももの中央にモールドをいれ、ヒザ関節を塗装後にはめ込めるようにした以外は、ノーマルです。
モノアイと武器のレンズはアクリルレンズに交換しています。
大阪は日本橋のガンダムズで開催された“戦場の絆コンテスト”に出品しました。
作品が戻り次第、いろんなポーズの写真を追加する予定にしています。
◎ 設定
岩陰に潜み、敵の輸送艦を狙うザクTスナイパー。
コンテストでは“補給路を断て”というタイトルをつけました。
緑のジャングルではありきたりなんで、紅葉の中に潜ませてみました。
紅葉の期間は短いんで、わざわざそれに合わせてMSを塗装するようなことはしないだろうと、
カラーは深緑の迷彩のままに、カムフラージュネットをかぶせました。
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