海での水中訓練は、ほとんどレクレーションになっていて、観光スポットになっている珊瑚礁に沈む旧世紀の潜水艦を見物中、海面近くを遊泳するクジラに出くわす、といったシーンです。
観光気分で訓練に出かける連邦軍の余裕みたいなものを描きたくて、クジラの影を入れましたが、これは「ミリタリーモデリングマニュアル6」に掲載されている金子辰也氏の「WINDMILL(風車小屋)」という作品にヒントを得てます。
沈没した潜水艦のディオラマも「MAX渡辺のプラモ大好き上級編」に掲載されている同氏の「カリプソ号」という作品を参考にしています。
潜水艦は、DOYUSYAの1/300スケール伊号401を組立後にノコで切断し、リューターで穴をあけたりした後、ポリパテを表面に塗り、生乾きの時に調合スティックでペタペタと表面を荒らしたものに、黒と赤で塗装を施し、最後にワークアソシエイションのさびてんねんを塗って沈没艦らしくしています。
MSが持っている推進器は、ウェーブ製ディーティールアップパーツのプロペラントタンクにミニ四駆のホイールを組み合わせ、持ち手をつけたものです。
撮影は作品の上に青色のセロファンをかざして、全体に青みがけ、水中っぽさを演出しました。 |